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4年前ゲームを作っていた自分から、今日受け取ったもの

今回は完全に雑談日記なんですが、心底嬉しい出来事があったので書き記しておきます。

約4年前、私は都内某所の開発会社でゲームを作っていました。今日はその当時の同僚と遊んだのですが、帰り道、懐かしくなってタイトル名で検索をしたところ、本当に丁寧に遊んでくれた方のブログ記事がヒットしまして、とてもとても嬉しかったのです。

 

何度も何度も繰り返しテストプレイして、正解が見えずに悩み続けて作ったステージたちでした。当時は苦しくて苦しくて仕方がなかったように思います。私は面白いゲームにあこがれたからゲームを作りたいと思ったし、面白くないゲームを生み出してしまうくらいなら舌噛んで死にたいと思っていました。どうにかしてもっと良くしなくては、もっとできることがあるなら全部なげうってでもと、必死でした。結局私は一人で勝手に追い込まれていき、体調を崩し、リリース直前にチームを離れることになりました。

 

それは当時の私の最善でしたが、もっと上手くやる方法はいくらでもあったでしょう。ずっと、気がかりでした。もしも、もしも少しずつ違う選択肢を選んでいたら、もっとたくさんの人が遊んでくれて、喜んでくれて、まだ私はゲームを作る仕事を続けていて、なんかいい感じに幸せな世界線へたどり着けたのかもしれない。それは可能性の話でしかないけれど、もやもやずーっと、心の底に澱み続けていた気持ちでした。あんまり後悔はしないようにしていましたが、やっぱりたまに頭をよぎる想像でした。

 

そんなこんなが、今日、遊んでくれたひとのひとことを見つけて、全部報われた気がします。たった一人でも、私の込めた願いを受け止めてくれて、想像以上のやり方で楽しんでくれた人がいた。いや、私一人の頑張りのおかげだってわけじゃないけれど、もう、それだけで生きててよかった。

 

そしてそう思えたのは、4年前の自分が全力で、死にそうになってまでも一生懸命に、本気でものを作っていたからです。

 

当時の自分に「なんだっていいけど全力出して頑張れよ」と背中を蹴とばされたような、情けなくもすがすがしい気持ちです。過去の自分に恥じないように、最善を尽くし続けていきます。映像の仕事だってめっちゃ楽しいもの、今の私だって負けぬぞ、自分。

 

ありがとう。そして、ありがとうございます。